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ケアマネージャーとケアマネージメント

2008年02月25日

病院や施設に入院(入所)してしまえば、利用者の生活はすべて病院や施設のなかでまかなわれます。しかし、介護が必要な人が在宅で生活しようとすると、さまざまな介護サービスを組み合わせて利用する必要が出てくるのです。
さまざまな介護サービスを組み合わせて利用する必要が出てきたとき一般の人は、どんなサービスがあるのかもわかりませんし、別々の業者がばらばらにサービスを提供すれば、本当に必要なものが得られなかったり、互いに矛盾するサービスが組み合わされてしまったりします。
そういう事態を防ぎ、利用者が最適なサービスを受けられるようにするには、利用者の相談に乗り総合的にコーディネートする人が必要です。
このコーディネーターがケアマネージャーで、コーディネート作業をケアマネージメントとよびます。

ケアマネージメントは、ケースマネジメントともよばれ、以前から社会福祉の研究者や介護の現場で働く人たちの間では、ケアマネージメントの必要性が認識されていました。それが2000年に介護保険制度が実施されるにあたって、一挙に注目されることになったのは、ケアマネージメントとケアマネージャーが制度の中に組みこまれたからです。
介護保険制度においては、ケアマネージメントは「介護支援サービス」、ケアマネージャーは「介護支援専門員」とよばれていますが、本質は同じです。

日本では現在65歳以上の高齢者の割合が18%を突破し、将来もその割合は増え続けると推測されています。介護の必要性がますます増加するなかで、家族だけで介護を負担するのはとうてい無理な状況になってきました。
しかし、同時に、介護が必要な状態になっても、できるだけ自宅や地域で暮らしたいと願う人は増えています。
自宅や地域で暮らしたいという願いをかなえるためには、地域福祉や医療サービスを充実させ、積極的に利用できるようにしていく必要があるのです。
そこで、介護サービスの利用を総合的に支援し、管理運営するケアマネージメントの重要性が指摘されるようになったのです。


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